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見積もりを取る時期で、選べる業者の数が変わる

「見積もりはいつから取ればいいのか」を調べると、たいてい1ヶ月前という数字が出てきます。ただ、この目安が当てはまるのは通常期の話で、2月下旬から3月にかけては事情がまったく違います。

3月に先に埋まるのは、金額ではなく「枠」

引っ越し業者が1日に動かせるトラックと作業員の数には上限があります。3月はその上限に対して依頼が集中するので、金額を出しても受けてもらえない日が出てきます。

相場が上がるのは結果のほうで、先に起きているのは枠の消化です。「高くてもいいから頼みたい」と思っても、埋まっていれば頼めません。金額の動き方は見積もりの相場にまとめました。

だから3月の引っ越しでは、安く抑えるためではなく、業者を選べる状態を保つために早く動くことになります。

早すぎると、今度は概算しか出ない

ではいくらでも早いほうがいいかというと、そうでもありません。見積もりに必要な情報が揃っていないと、出てくるのは概算だけです。

  • 新居が決まっていない — 距離が出せません
  • 荷物量が固まっていない — 処分するか運ぶかで金額が変わります
  • 日にちが決まっていない — 同じ月でも日と時間帯で差が出ます

早く取ること自体が目的になると、あとで取り直すことになります。

逆算のしかた

基準にするのは引っ越し日ではなく、日にちを決められる材料が揃った時点です。順番はこうなります。

  • 1. 退去日を確認する — 賃貸の場合、解約の予告期間が1〜2ヶ月前と決まっていることが多いです。契約書に書いてあります
  • 2. 新居の入居可能日を確認する
  • 3. この2つが重なる範囲が出たら、その時点で見積もりを取る

解約予告が1ヶ月前の物件なら、退去を伝えた日がそのまま見積もりを取る日になります。解約の連絡と見積もりは、同じ週にやってしまうほうが早いです。

いつまでなら間に合うのか

通常期であれば、2週間前でも受けてもらえることは珍しくありません。荷物が少なければ数日前で決まる場合もあります。

ただし3月下旬は、1ヶ月前の時点ですでに埋まり始めます。直前になるほど「空いている業者の中から選ぶ」形になり、選択肢が価格ではなく空き状況で決まります。

間に合わなかった場合でも、単身で荷物が少ないケースや、平日・時間指定なしにできるケースなら受けてもらえることがあります。ここは業者ごとに違うので、断定はできません。

先に取っておくと何が変わるか

見積もりを取ること自体に費用はかかりませんし、取ったからといって申し込む必要もありません。先に取っておくと、日にちを動かせるかどうかの判断材料になります。

何社に声をかけるかは見積もりは何社取ればいいか、電話を鳴らさずに取る方法は電話をなくす方法にあります。

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