引っ越し業者に不用品処分を同時に頼めるのかを、サカイ引越センターとアート引越センターの公式サイト、引越し侍の情報で調べました。引き取ってもらえる物・断られる物、自治体や回収業者との費用の違い、見積もりのときに伝えておくことをまとめています。
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引っ越しのときに出る不用品、業者さんに荷物と一緒に処分してもらえたら楽ですよね。わたしも単身の引っ越しのたびに、古い棚やカラーボックスなどの不用品をどうするかで毎回ばたばたしていたので、不用品処分をどこまで頼めるのかを調べてみました。
見たのは、サカイ引越センターとアート引越センターの公式サイトのよくある質問と、一括見積もりサービスの引越し侍のまとめです。料金は地域や業者で変わるので、目安として見てください。
まず分かったのは、引っ越し業者さんは不用品の回収屋さんではない、ということでした。サカイもアートも、不用品として引き取ってもらえるのは主に「家電リサイクル法」の対象になっている家電です。
| サカイ引越センター | アート引越センター | |
|---|---|---|
| エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機・衣類乾燥機 | 有料で引き取り | 引き取りできる |
| タンス・ソファーなどの家具 | 基本は自治体の粗大ゴミへ(委任状で引き取れるエリアもある) | 引き取りできない(自治体へ) |
| 上の5品目以外の家電・小物 | ― | 引き取りできない(自治体へ) |
| 生活ゴミ | 引き受けない | ― |
サカイは、タンスやソファーなどの不用品も委任状を出せば引き取ってもらえるエリアがあるそうです(一部のエリアは有料)。ピアノは、提携しているヤマハピアノサービスで買取や処分の査定をしてもらえるとのことでした。アートは家具や小物は引き取りの対象外で、自分で自治体に問い合わせて手配する形です。
どちらも「見積もりのときに担当の人に伝えてください」と書かれていました。家電の不用品処分は、引っ越しの料金とは別にかかると思っておいたほうがよさそうです。
引越し侍のまとめでいちばん気をつけたいと思ったのが、当日いきなり不用品処分を頼んでも断られることがほとんど、という点です。トラックの空きや、その日の予定が決まっているからだそうです。
なので、処分したい不用品は見積もりの段階で全部伝えて、見積書や契約書に品目と料金を書いてもらうのが安心です。見積もりのあとで処分したい不用品が増えたら、当日を待たずにすぐ連絡しましょう。それから、引っ越しは自分でして不用品処分だけ業者さんに頼む、というのは基本的にできないそうです。
引越し侍に、品目ごとの不用品処分の費用の目安がのっていました。自治体の粗大ゴミと、不用品回収業者や引っ越し業者さんに頼んだときの違いです。
| 品目 | 自治体 | 回収業者・引っ越し業者 |
|---|---|---|
| シングルベッド | 1,000〜1,200円 | 6,000〜1万円 |
| マットレス | 400〜1,000円 | 3,000〜8,000円 |
| ソファ(2人掛け) | 800〜2,000円 | 5,000〜1万2,000円 |
| タンス・棚 | 400〜2,500円 | 3,000〜8,000円 |
| 自転車 | 400〜900円 | 2,000〜4,000円 |
| 布団(1枚) | 300〜400円 | 1,000〜3,000円 |
不用品処分は自治体がいちばん安いですが、申し込んでから収集日まで2週間〜1ヶ月くらいかかることが多く、決められた場所まで自分で運ぶ必要があります。冷蔵庫や洗濯機などの家電5品目は、自治体の粗大ゴミでは出せません。
引越し侍では、依頼の少ない時期(5月〜1月)なら無料や安めの料金で不用品を引き取ってもらえることもあって、混む時期(2月〜4月)は断られたり高くなったりしやすいとありました。エアコンを外して処分してもらうときは、取り外しの工事費とリサイクル料金の両方がかかることもあるそうです。エアコンを持っていくか迷っているならエアコンの移設費用も見てみてください。
調べた内容をもとに、自分が次に引っ越すなら不用品をこう分けようと思いました。
回収業者に頼むときは、「一般廃棄物収集運搬業」か「古物商」の許可番号がホームページに出ているかを見ておくと安心だそうです。「無料回収」を大きくうたう業者の中には、あとで高い料金を請求してくるところもあると書かれていました。
不用品の引き取りに対応しているかどうか、いくらかかるかは、業者さんによって違います。処分サービス自体をしていない業者さんもあるそうです。だからこそ、見積もりを取るときに処分したい不用品も一緒に伝えて、何社かの金額を並べて比べると、トータルでどこが安いかが分かりやすくなります。料金の決まり方は引っ越し見積もりの相場、荷物の量で変わる料金は荷物の量と料金にまとめています。
一括見積もりなら、入力1回で何社かの金額がそろいます。処分したい不用品も一緒に伝えておくと、引き取りの有無や料金もまとめて比べられます。
出てきた金額が妥当か確かめたいときは、別のサイトでもう一度取ると輪郭がはっきりします。
不用品を処分して荷物が減れば、そのぶん引っ越しの料金も下がりやすくなります。出てきた金額をもう少し下げたいときは値引き交渉のコツもどうぞ。