引っ越しで追加料金がかかるのはどんなときかを、国土交通省の標準引越運送約款と引越し侍の解説で調べました。見積もりより高くできるのは荷物が増えたときなど依頼する側の事情で前提が変わったときだけで、安くなるときは下げると決まっていること、当日に追加料金が出やすい3つの場面、見積書で確かめるところをまとめています。
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引っ越しの当日に「追加料金がかかります」と言われたらどうしよう、と気になって調べてみました。わたしは単身の引っ越しを4回していますが、当日に追加で払ったことはなくて、どんなときに追加料金がかかるのかはよく知りませんでした。
読んだのは、国土交通省が決めている「標準引越運送約款」の原文と、引越し侍の追加料金の解説(2026年3月25日)です。
約款では、引っ越しの請求書は見積書に書いた内容に合わせて作ることになっています。見積もりのあとで内容が変わったときだけ、それに合わせて直します。追加料金の話は、ここから始まります。
追加料金になるかどうかの直し方も決まっていて、こうなっていました。
| 見積もりのあとで | 引っ越しの料金 |
|---|---|
| 実際にかかる金額が見積もりより少なくなった | 実際の金額に下げる |
| 実際にかかる金額が見積もりより多くなった | 依頼した側の事情で見積もりの前提が変わったときだけ、実際の金額に上げる |
つまり、荷物が増えたなど、こちら側の事情で前提が変わったときは追加料金がかかります。反対に、業者さんの見込みちがいのような理由では、見積もりより高くはできない決まりで、追加料金にはなりません。安くなったときは下げる、と書かれているのも覚えておきたいところです。
ただし、単身パックのような決まった箱を使う定額の引っ越しで「この約款は使いません」と伝えられているものは、約款の対象外です。その場合は、業者さんのきまりを見ます。
引越し侍の解説では、引っ越しの追加料金がかかりやすいのは、次のような場面でした。
追加料金がいくらになるかは一律ではなく、追加の中身によって、増えた荷物の大きさや数、トラックの空き、人を増やすかどうか、距離や時期で変わる、と書かれていました。なので、追加料金の金額を先に知りたいときは、業者さんに直接聞くのがいちばん確かです。
3つめの追加料金は、訪問見積もりをしていないと起きやすいそうです。電話やネットで頼むときは、荷物の量や建物の様子を自分で伝えるので、伝えもれがあると当日に追加料金が出ます。
訪問なしで見積もりを取るときは、荷物の量だけでなく、階段かエレベーターか、トラックを止められる場所があるかも伝えておくと、追加料金を防げます。訪問なしの見積もりについては訪問なしで引っ越し見積もりを取る方法、電話を減らしたいときは電話なしで見積もりを取る方法にまとめています。
約款では、見積書に次のようなことを書くと決められています。追加料金が出るかどうかも、ここで分かります。追加料金のもめごとを防ぐなら、ここを見ておくのが近道です。
また、業者さんは荷物の受け取りの日の3日前までに、見積書の内容に変わりがないかを確認することになっています。荷物が増えたことに気づいたら、この連絡を待たずに早めに伝えるのがいいそうです。追加の荷物を前もって伝えておけば、当日いきなり追加料金を言われることも減ります。大きな家具や家電はサイズも、追加の段ボールはだいたいの数も伝えると、トラックや人の数を前もって調整してもらえます。キャンセル料のきまりは引っ越しのキャンセル料はいつから?に書いています。
引っ越しの追加料金を減らすには、見積もりのときに荷物と建物のことをできるだけ正確に伝えて、見積書の内訳まで見ておくことでした。何社か並べると、どこまでが料金に入っていて、何が追加になるのかのちがいも見えてきます。
一括見積もりなら、入力1回で何社かの金額がそろいます。追加料金が出ないように、見積書の内訳まで並べて比べておくと安心です。
出てきた金額が妥当か確かめたいときは、別のサイトでもう一度取ると輪郭がはっきりします。
荷物の量で料金がどう変わるかは荷物の量と引っ越し料金、エアコンを持っていくときはエアコン移設の費用もどうぞ。